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4月25日 内部配線変更。 [自作エフェクタ]

エフェクタの製作も終わり、出来上がった機械を使っていると、突然ギターから音が出なくなった。
最初、作ったエフェクタの方が壊れたのかと思ったが、ちょっと調べるとフロントP.U.の時だけ音が出ることが分かった。
多分リア側の配線が切れたのでは、と思い裏のフタを開けてみる。


↑やっぱり、P.U.セレクタとリアのボリュームPOTを繋ぐ線が切れてました。
 そんなに暴れたり振り回したりしたつもりはないのだが、、、

ヤフオクで激安で買ったギターなので純正の線なのかどうかは分からないが、どうもヤワで頼りない気がする。
以前にも一度切れたことがあったので、今回思い切って交換することにした。

問題は使用する線だが、手元にある8503では少し足りない。
わざわざ通販するのも面倒だし、そんな時間も無い。
そこで、ネットで調べてみると、8412をバラして使うという記事を見かける。
そこの人の感想によると、結構良い音になるらしい。
8412なら、以前作ったケーブルがいくつか手元にある。
最近は9395の方ばかりで8412はほとんど使っていなかったので、思い切って1mのケーブルをバラして使うことにした。


↑さっそく切断。参照元の情報によると、ケーブル自体にも電気の流れ易い方向性があるらしい。
 本当かどうかは定かではないが、せっかくなのでそれも気にしてみよう。
 ケーブルに印刷されている BELDEN の“B”がIN側。“N”がOUT側になるそうだ。
 バラした後でも分かるようにIN側に油性ペンで目印を付けておく。


↑また途中の写真を撮るのを忘れた。ケーブルを2本分バラして1本のシールドに再びまとめる。
 白黒の2色なので混乱しないように両端に目印をつけておく。
 さらに熱圧縮チューブをかぶせる。太いのでドライヤーで熱する。その方が綺麗に縮むので。
 また、シールドにも方向性を持たせるため、IN側だけ撚ってGROUNDに落とす線を作る。
 これも効果の程は定かではないが、元々の配線もこうなっていたのでそれに合わせた。


↑さて配線! と思いきや、作ったケーブルが長すぎた。
 あわてて切り取っている途中。これでケーブルの構造が分かると思う。


↑そしてようやく配線。この作業自体はあっという間に終わった。
 P.U.もキャパシタも随分前に交換したものなので、随分と汚らしい。
 いつか何とかしたいものだ。と思いつつも今回はそのままフタを閉じた。


↑セレクタのスイッチの方は結構綺麗にできた。

あとはフタを閉めて、これにて完成!
チェックのために試奏。 良かった、問題なく音が出ている。

で、音の変化なのですが、うーん、まぁ何となく太くなっている気はするかな。。
ノイズもまぁ減っているような気もする。。
どちらにせよ劇的な変化ではないが、今回はお金をかけずに修理できたので良かった。


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